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チャットGPTでマクロ作成

エクセルの事をほとんどわからない素人が
チャットGPTでマクロ作成にチャレンジした話です

結果から言うと狙った様に動作するようになって、
業務の効率化ができました。

チャットGPTでのマクロ作成のメリット

・完全な素人でも作成できる事
・要望を伝える事で自動でマクロコードを作成してくれる

最大のメリットは素人でも作成可能な事です。
私が最初に作成したのは、エクセルで管理している、生産計画表に
日々の出来高を入力をするためのマクロコードでした。
会社では、日々の製品の出来高を専用の社内アプリに入力するのですが、
その出来高を月の生産計画表に入力する必要がありました。
人間が入力するので、入力ミスは発生しますし、一度アプリに入力したことを
もう一度、エクセルの計画表に入力するという二度手感は無駄なことをしている
感じが少し嫌ではありました。
そこで、AIが仕事を自動化してくれると言う話を信じでチャットGPTの有料プランを
使用して、データ処理みたいなことができないかなと言うのが話の始まりでした。

とりあえず、チャットGPTにこう言うことはできるのか?みたいな質問をして
可能です、こう言うふうにその問題、要望に応えることができます。
といったやりとりをして、次は具体的に、質問と一緒にエクセルシートを添付しながら
この計画書のエクセルシートにアプリから出力されたエクセルシートのデータを入力
できるか?と質問したところ、マクロ(VBA)で可能ですと答えが出ました。
そこから、出来高のエクセルのこの数字を計画表のこの部分に入力したいと
少しづつ質問を繰り返してどういう処理がしたいのか、とう言うのを
チャットGPTに伝えていくと、実際にマクロコードが作成されました。
マクロの動かし方すらわからないので、使い方をチャットGPTに教えてもらって、
実際にマクロを実行すると、ちゃんと数値が入力されたり、エラーが発生したり
したので、エラーについて質問して、マクロコードを修正してもらって、再度テスト。
それらをくりかえして、ちゃんと目的通りに計画表に日々の出来高が入力される
マクロコードを作ることができました。
時間はかかりますけど、マクロがどう言うものかもわかっていない素人が
日々のデータ入力をボタンひとつで終わらせることができるマクロコードの作成を
することができたのです。

有料プランは日本円で計算すると月額3,300円前後(ドル請求なので、多少変動有り)。
この費用を払えば、データ入力の様な事務作業をボタンひとつで済ませる事ができ、
日々の業務を大幅に短縮できるようになります。
日々行うことであればあるほど、その効果は大きく、一日10分短縮できるとして、
週5日で50分の時間を作ることができます。
これは、仮に時給1000円の人であれば、毎週およそ800円分の時間を生み出す事に
なります。月で考えればおよそ2400円分であり、それだけでも有料プラン分の
7割ほどの価値を得られたと考える事ができます。
マクロそのものはエクセルの機能ですので、もしそれ以降でチャットGPTが
不要であれば、有料プランを解約することも可能です。

デメリット(難しいところ)

・こちらがある程度はしっかりと伝える必要がある
・自分がマクロの内容が最適であるかの判断ができない

チャットGPTは質問や、提示したデータを分析してある程度、要望等を予測して
回答します。なので、前提条件を間違ったまま話を進めてしまう場合があるので、
最初にここをこうしたい、とか、例を上げてたりして伝えることで、
こちらの要求を正しく伝えることが必要です。
そうしないと、こちらの意図しない動作をしたり、違う数字が入力されたりするので
結果的に遠回りすることになります。

また、こちらの要望を咀嚼してベストな形でコードを出すようにしてくれるのですが、
意外と手間のかかる形になることもありました。
それが自分には知識がないので、良いか悪いか判断がつかず、
しばらく遠回りする事がありました。

まとめ

使い方次第ではあると思いますが、
有料版の課金額でかなりのリターンが得られると思います。
私はデスクワークが少ない仕事をしていて、これだけの結果を得られたので
デスクワーク中心の仕事をされている方はさらに大きなリターンが得られるはずです。

自身が素人なので、チャットGPTに振り回されることもあるかもしれませんが、
恐らく、何度か経験を積んでいけば、人間側もこれは不要とか、的確に支持できる
様になっていけるはずです。
チャットGPTを使いこなせる様になれば、自身の仕事や生活でできる事が広がり、
より豊かに生きれる様になると思うので、興味ある方は一度有料版で、
しっかり使い込んでみてはいかがでしょうか?