雑談

国道で逆走バイクに遭遇。実際の体験からわかった“気づけない恐怖”

今日、公道を走行中に逆走バイクに遭遇しましたので、
その時の状況と感想をまとめ。

遭遇時の状況

時間は夜でライトを使用するレベルの暗さでした。
場所は交通量がそこそこある国道で、街路樹やコンクリートの壁で仕切られた、
中央分離帯のある片側2車線の道路でした。
自分が追い越し車線を走行していると前方にライトが見えてきました。
対向車線側の車両のライトかと思っていたら、自分と同じ車線を逆走してくる
バイクのライトでした。
逆走していたバイクは元々、中央分離帯側によって走行していたおかげで、
回避は可能でしたので、衝突せずに済みました。

遭遇後の感想

実際に逆走車に遭遇するとは思ってもみなかったので、しばらくはそのショックが
強く残りました。
もし相手がバイクではなく4輪車だったら、回避できていたかどうか分かりません。

ライト自体は見えていたのに、まさか逆走車がこちらに向かってくるとは思わず、
逆走だと認識するまでに数秒の遅れがありました。
咄嗟に避けることはできたものの、すれ違った瞬間は全身の血の気が引くような
感覚でした。

一歩間違えれば大事故だったかもしれない──
冷静になればなるほど、その重大さがじわじわと押し寄せてきました。


昨今逆走事件、事故の報道が増えていますが、遭遇するまでは他人事でした。
今回の事で認識を改める必要があると強く思いました。

普通に交通量がある道路でしたので、逆走をしていた人物は恐らく、
正常な判断ができる状態ではなかった可能性があると思っています。
高齢化や飲酒によって認知機能が低下している人物には常識が通用しないと思うので、
周りのドライバーが回避するしかありません。
国土交通省の調査によれば、逆走ドライバーの約20%が逆走していることを
認知できていないとされています。

そのような相手には、正常な対応や、回避を期待することはできません。
逆走は“珍しい出来事”ではなく、誰の身にも起こり得る危険です。
今日の経験を忘れず、これからは常に警戒心を持って運転していこうと思います。